危険があることの理解も大事

高さによって動きが変わる

パラグライダーは、大空をまるで鳥になったかのように飛ぶことができる、素晴らしいスポーツです。
季節によって楽しめる景色も変ってきますし、コースによってもそれぞれ魅力が違うのが人気のあるポイントと言えるでしょう。

更に、パラグライダーは年齢も性別も関係なく子供でも体験できるものもあり、そういった点からも注目度も人気も高いスポーツとなっています。
しかし、やはり気を付けておく必要があるポイントも、当然たくさんあります。

パラグライダーは、頭で覚えるだけでなく体で覚えることも必要なスポーツとなっています。
パラグライダーの沈下率は、一秒間におよそ1.2となります。
また、前進速度は持続20キロメートルから45キロメートル程度のスピードです。

巡航速度は、およそ35キロメートルで進んでいきます。
さらに、滑空化はおよそ7から8程度となっています。

積乱雲にも注意

積乱雲が発生している場所は、フライトをするにはとても危険なポイントになります。
理由としては、強い上昇気流と雨がパラグライダーのフライトの邪魔をしてしまうからです。
強い上昇気流を受けてしまうと、最悪墜落してしまう危険すらありますので、注意が必要です。

もし積乱雲が発生しているのを確認したら、必ず迂回してそちらの方向には絶対に進まないようにしてください。
或いは、その場に行く前に着陸するという選択もあります。
また、積乱雲が発生しそうな天気の時は、最初からフライトを見送るという選択をするのもかしこい手段と言えます。

パニック状態にならない

大空の上で何か気になることができると、不安になったり心配してしまうことも多くあるでしょう。
しかし、パニック状態にならないようにリラックスしてフライトしてください。
冷静さを失ってしまうのは、もっとも危ないことの一つです。

無理な自己判断を行わない

パラグライダーを行うには、ちゃんと飛行技術を学び知識を得ること、ルールを守り安全にフライトすることを意識すれば、危険なスポーツではありません。
しかし、自然の中で一人で挑むスポーツですので、やはり気を許してしまうのは危険と言えます。

フライト中に何かあったとしても、冷静に判断することが重要です。
また、自意識過剰になってしまうのは絶対にやめましょう。

たとえば、気流を読むことをせずに危ない空域に入ってしまったことが原因で、墜落など事故を起こしてしまうことが多い傾向にあります。
そのため、絶対に無理な自己判断を行ってはいけません。

絶対に自分を過大評価したり、自分の技術を過信して無理をしないようにしてください。
また、焦ったりパニックになってもいけませんので、落ち着いて、冷静に判断するようにしましょう。