ヘッドセット・アルチバリオメーター

パラグライダーのヘッドセットとは

パラグライダーはさまざまなグッズを利用するスポーツですが、ヘッドセットも必要不可欠なグッズです。
一般的にヘルメットに穴をあけるという加工を行って取り付けるものと、穴をあけなくても取り付け可能なものがあります。

商品によっては内部に内蔵しないと自分の声が風で届かないという事もあります。
ノイズがないマイクを使用しているため、向かい風でも会話が途切れないというものもあります。

フライトの指示をしっかり聞くために取り付けるものです。
ヘッドセットを持っていないという時、無線の指示が聞こえないので安全確保が出来ません。
とても重要なグッズとなるので、しっかり準備しておきましょう。

ヘッドセットの取り付け方

ヘッドセットはまずマイクの位置を決めて、ヘルメットをかぶって口元の2mmから5mm程度のところに設定します。
ファスナーを貼り、本体のファスナーをヘルメットに取り付けます。
粘着が弱くなってしまう事もあるので、ヘルメットの汚れをきちんと除去しておくことが必要です。

その後、ホルダーを取り付けます。
内装にスピーカーを付けて本体を取り付けることで完成です。
スイッチは指に巻きつけて利用したり、ポールに巻きつけ利用するようにします。

マジックテープの場合

マジックテープを利用する場合には、指で軽くマジックテープをなじませて、貼りつける位置を決めます。
スピーカージャックを差し込むのを忘れると雨の際、雨水がホルダー内に入ってトラブルとなる事が多いので、必ず差し込むようにします。

ヘッドセットの取付をしっかり行っておくことは命を守る事につながります。
高度が高い位置で向かい風や上昇気流がかなり強い場所に侵入してしまうと操縦が困難です。
相した場所に侵入しないためにも、無線で通知するのです。
その指示の声を届けるのがヘッドセットです。

とても便利なアルチバリオメーターの役割とは

アルチバリオメーターは、パラグライダーでフライトしている時、気流の状態などを音で知らせてくれる機器で、安全なフライトに必要な機器です。
フライトの安全を守るというグッズになるので、命を守るグッズともいえます。
初心者は風を掴むことが難しいので、こうした機器を利用する事が求められます。

上昇気流や下降気流を伝えてくれるグッズとなるので、長時間フライトする場合には、必須グッズです。
フライト中、どの高度にいるのか、また現在海抜何m位にいるのかという事を一目で理解する事が出来ます。

フライトに慣れてくると気流のにおいやゴミ、風の音の変化などによって気流を掴むことができるようになります。
機器に頼らない飛行ができるようになることが大切なので、景気に頼りすぎることがないように、風に敏感になっておくことが必要です。