パラグライダーと無線
パラグライダーというスカイスポーツを考える場合、ほとんどの場合において一人で飛んでいるということを忘れてはいけません。
何か状況の変化があったとしても、自分は空にいるのですから、対応に遅れが生じる可能性もあります。
これは何も周囲の状況だけではなく、自分の状況が変化した場合でも同様で、その時にどうやって連絡を取り、リスクを軽減するかは重要な意味を持つでしょう。
リスクを軽減する方法は、相互で連絡がとれるようにすることです。
そのために、無線機は必需品となってくるでしょう。
フライト中であっても、風を確認したり、ランディングポイントの状況確認をしたりするためには無線機がなければいけません。
これは何もスクールに通っている間だけに必要なことではありません。
上達すればするほど、得られる情報は貴重となっていくのです。
しかし、空中であるということを忘れてはいけないでしょう。
地上とは異なる環境であるため、同じ感覚で使うことができないのです。
そこで、対応している無線機を選択していくことになるでしょう。
空で使用することが出来る唯一の無線機として有名なのがVXD450S です。
デジタル無線推奨
JHFでは、パラグライダーの飛行中の無線機は、デジタルを推奨しています。
空中でも聞き取りやすく、混線が少ないからです。
非常時に使うことを想定した場合、聞き取りにくかったり、混線したりということは、機能を果たせないのと同義になってしまいます。
購入するだけではなくレンタルもある
購入するだけが無線機を装備する方法ではありません。
最近ではレンタルも存在します。
無線機のレンタルサービス https://www.exseli.com/transceiver/rental/
こういった機器であれば、空中でも通信することが可能で、リスクを軽減することができるようになります。
ディスプレイも大きく、空中でもはっきりと確認することができるでしょう。
GPS位置管理システムもついていますので、空中でもかなり安心することができます。
相手が圏内かどうか判断することができるアンサーバック機能も重要です。
この機能があることで、現状通信圏内にいるかどうかを判断することができ、冷静な対処を考えていくことができるでしょう。
資格も不要で、登録だけで済んでしまいますので、使い勝手もいいものであるといえるのです。