パラグライダーとよく混同されるスポーツ

ハンググライダー

ハングライダーも、パラグライダーと同様に大空を飛ぶスポーツの一つです。
パラグライダーと違う点としては、ハングライダーは三角形のかたちをした翼に吊り下がっている状態でフライトするスポーツです。

こちらは体をうつぶせに寝かせた状態でフライトします。
斜面から飛び立つところや、上昇気流を利用しながらフライトするところなどは、パラグライダーと同じであると言えるでしょう。

操縦方法は、身体を前後左右に傾けながら行っていきます。
パラグライダーよりも操縦技術を身につけるのが難しい為、訓練する日数もパラグライダーと比べて多く必要となります。

こちらの機材の重さは20kgから45kgあります。
その為、パラグライダーで使う機材と比べて重いので、一人では持ち運びするのが難しいというデメリットもあります。

パラセーリング

パラセーリングとは、ライフジャケットを装着して行うマリンアクティビティのことです。
このスポーツはパラシュートを背にしながら、モーターボートに引っぱられることで上昇するという仕組みです。

モーターボートに引っ張ってもらうため、パラグライダーのように走る必要はありません。
こちらは海の上のみをフライトするスポーツになります。

また、波や水しぶきなどで、着ているものが濡れることを想定の上で行うスポーツとなります。
暑い時期などは気持ちがよく、パラセーリングもまた、面白いですよ。
ただし、このスポーツは濡れることを想定しているので、濡れてはいけないものは予め外しておく必要があります。

形態としては、一人で利用するものと二人で利用するものがあります。
このスポーツのイメージとしては、大凧に乗っているような感覚を想像してもらえたらいいです。

モーターパラグライダー

モーターパラグライダーは、パラグライダーにエンジンとプロペラが付いたものです。
この場合、エンジンは離陸する際にサポートとして使用します。
また、モーターが付いているので、斜面を駆け降りるだけでなく、平地であっても飛び立つことができます。

どのスポーツでも言えること

このように空を飛ぶスポーツは色々ありますが、どのスポーツにも言えることは、自分の力を過信して無理をすることがないように気を付けなければならないということです。
どのスポーツも自然を相手にしている部分がありますので、自分の力を過信し自然を軽視してはいけません。
また、急な天候の変化に気を付け、対応することも重要です。

特に積乱雲が発生した時は、絶対に近づかないようにすることが大事になってきます。
また、いきなり一人で行ったりするのも、危険な行動と言えます。
天候を予め予測して、場合によってはフライト自体を見合わせることも必要と言えるでしょう。