いよいよ初めての空中散歩です

パラグライダーを楽しむ場所について

パラグライダーを楽しむためには、飛んでいる内に木などの障害物に引っかかったりすると危険なので、広い敷地で行うことがポイントです。
広い場所ということで、スキー場などを使用することも少なくはありません。

飛び立つ時に、斜面より走りながら下りて行くので、それが可能な場所を選ぶ必要があります。
デメリットとしては、広い敷地を有したパラグライダーが行える場所は、交通の便があまりよくない場所に多いということが挙げられます。
車で行けないような場所の場合は、駅まで迎えに来てくれるところを探すのもポイントです。

体験プログラムから始める

まずはしっかりとレクチャーを受けましょう。
「1人で飛ぶもの」と「インストラクターと2人で飛ぶもの」とがあるので、2種類のパラグライダーからどちらかを選ぶことになります。

怪我を防ぐ為にも、準備運動はしっかりと行なう事が大切です。
特に運動不足の人は、しっかりと体を伸ばして準備運動をするようにしましょう。

パラグライダーは、風の動きを読む事がもっとも必要とされるスポーツとなります。
最初にインストラクターから離着陸についての説明を受けますので、しっかりと聞いておきましょう。

パラシュートを背負い準備ができたら、インストラクターの指示を受けて走ることになります。
下っていく長さは距離にして50~150メートルほどを走ります。

高さはおよそ、2~10メートルほどの位置からスタートします。
風に乗ってふわりと身体が浮いた時は感動的ですよ。
実際に飛んでいる時間は僅か数十秒の時間なのに、それ以上に長く飛んでいるような感覚を覚えることができます。

タンデム体験で恐怖心を無くす

タンデム体験は、インストラクターと一緒に飛ぶスタイルの体験のことを差します。
場合によっては体重制限を設けているところもあるので、事前に確認しましょう。
インストラクターが操縦してくれるので、インストラクターと息を合わせて飛ぶだけでOKです。

タンデム体験のメリットは、高い場所を飛ぶことができることと、5分から15分程度と長い時間空中を飛べること、そしてインストラクターが一緒なので安心できるところにあります。
気流に乗って、300~500メートルもの高さを飛ぶことができるのが魅力です。

飛べない場合とは

パラグライダーは、追い風の時は離陸するのが難しい為、飛ぶことができません。
また、風が強すぎる時も飛べません。
ですので、風の様子をしっかりと見る必要があります。

機材などが濡れてしまうのも良くないので、雨の日も飛ぶことができません。
天気に左右されるスポーツですので、天気予報などはこまめに確認するようにしましょう。