【ライセンス】JPA技能証

ライセンスの特徴、ライセンスの種類や仕組み

JPA技能証とは何か?

JPA技能証とは特定非営利活動法人日本パラグライダー協会が発行している航空ライセンスです。
ただし、こちらの資格は国際資格であるIPPIとは異なり、あくまでJPAが自主的に行った方が良いルール変更にも対応できるということでお勧めの声も絶えない資格証となっているのです。

日本向けのライセンスでは別にJHFというのが存在していますがこちらは国際的に有効な技能証発行機関が発行している資格となっているので、資格の内容も国際試験に準ずるものとなっています。
そのため、同じ日本向けのJPAとは立ち位置が異なっているのです。

JPA技能証の特徴について

パラグライダーは日本に紹介されてからすでに20年以上の歴史があるスポーツだったのですが、時間の経過と共に変わる部分も多く安全に関する最新の情報伝達や最新技術にまつわるあれこれも急ぎ反映する必要があるのです。
JPA技能証は国際ルールなどを該当している資格ではありませんので、こういった変化に対してとても柔軟に対応することができます。

一般社会への情報発信などを含めた対応をすべく発行されているのがこちらの資格となっているので、いわゆる日本向けの最先端の資格という側面があるのです。
誰でも入会できる法人「日本パラグライダー協会」による技能証JPAはJHFとは違い国際的な資格とすることはできませんが、それ故に自分たちの裁量でルール変更させられることが最大限のメリットと言えるでしょう。

JPA技能証などのライセンスの種類や仕組みについて

JPA技能証は特定非営利活動法人日本パラグライダー協会が独自に発行しているライセンスです。
そしてJHF技能証は国際的に有効な技能証発行機関であるJHFによって管理されている資格であり、国際航空連盟ハンググライディング委員会が定めている技能判定を突破しなければいけない資格となっているのです。

国際的な大会にも出たいという人ならばJHF一択となってしまいがちですが、国内で活動する場合はJPAでも十分に活動できるので国外に行くかどうかでまずは判断してください。
ただし、JPA技能証で大会に参加する場合は技能証とは別にスクールの推薦状を設けないといけない点は注意してください。
ちなみに、国際航空連盟が発行しているパラグライダー資格はIPPIとなりますが、この資格と同じ地位にいるのがJHF技能証であり、JHF技能証があれば書類申請をするだけで対応するIPPI技能証を受け取ることが可能となっています。

どこを飛びたいのか、何をしたいのかで考える

JPAもJHNもどちらを取得したいのかを考えるときには、まずはどこの空を飛びたいのか、どこまで飛びたいのかを考えてください。
最寄りのスクールや飛行場がJPA認定校ならばこちらの資格取得が最も用意になりますが、国際大会狙いならばJHN技能証が必須となってきます。
このようにその人の状況や環境によってどちらが有利なのかが変わってきますので、自分がどのような状況にあるのかで資格を選ぶと良いでしょう。